【河北新報2014.3.8掲載】震災犠牲「純と誠二」名で商品化 漁師のオイルガキ復活

March 11, 2014

【河北新報2014.3.8記事より引用】

 

東日本大震災で亡くなった岩手県山田町の2人の若い漁師が、かつて盛岡市の「材木町よ市」(4~11月)で販売していたカキのオイル漬けを、県内の常連客ら有志が復活させた。

多くの人の思いが詰まった商品は9日、盛岡市のホテルで開かれる地ビール製造「ベアレン醸造所」の10周年感謝祭で披露される。

商品名は「純(あつし)と誠二のオイル牡蠣(がき)」。山田中ホッケー部の先輩、後輩だった白野純さん=当時(29)=と井筒誠二さん=同(28)=の名前を冠した。

カキを煎(い)ってうま味を凝縮させ、グレープシードオイルに漬けている。

2人は2008年からよ市に海産物の店を出していた。山田ガキを使った蒸しガキやオイル漬けが評判で行列ができた。

震災の日、白野さんは消防団の任務中に、井筒さんは水門を閉めに行って命を落としたという。

常連客だった県一関農林振興センターの菊池政洋農政推進課長(51)が「亡くなった人が忘れられてしまうのが残念だ」と、岩手町の食肉会社専務府金伸治さん(41)と協力し、オイル漬けを商品化することにした。

府金さん方には、井筒さんが沼宮内高在学中に下宿し、家族ぐるみの付き合いがあった。

「人のつながりを大切にする青年だった」と振り返る。 残ったレシピを基に、「熊ケ井旅館」(盛岡市)の熊谷大亮社長(44)が試行錯誤を重ね、タマネギやレモンを加えて洗練された味わいに仕上げた。

2人の父親が養殖するカキを使い、大槌町の漁家の女性グループ「マリンマザーズきりきり」が製造する。

よ市での2人を知っていたベアレンの嶌田洋一専務(46)が同社のウェブショップで取り扱い、3月中旬からは府金さんの会社でも製造し、販路を広げる。

菊池さんは「2人の青年が生きていた証しにしたい」と話す。110グラム入り2500円。連絡先はベアレン醸造所019(606)0766。

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