【河北新報2014.3.8記事より引用】
東日本大震災で亡くなった岩手県山田町の2人の若い漁師が、かつて盛岡市の「材木町よ市」(4~11月)で販売していたカキのオイル漬けを、県内の常連客ら有志が復活させた。
多くの人の思いが詰まった商品は9日、盛岡市のホテルで開かれる地ビール製造「ベアレン醸造所」の10周年感謝祭で披露される。
商品名は「純(あつし)と誠二のオイル牡蠣(がき)」。山田中ホッケー部の先輩、後輩だった白野純さん=当時(29)=と井筒誠二さん=同(28)=の名前を冠した。
カキを煎(い)ってうま味を凝縮させ、グレープシードオイル...